・ドライブシャフトブーツ交換
FF車では定番のトラブルです。ブーツが裂けちゃってました。
ご覧の通りズタズタで、グリスが飛び散ってます(;´Д`)キタネー
今回使ったのはPITWORK製の分割タイプで品番はAY18L-10303です。
ダイハツ純正だと 04438-87F29、04438-87206、04438-87220です。
39241-41B25〜27の日産純正もイケます。(K11マーチ・Z10キューブ用)
ヤフオクなんかで買う場合はマーチ用を探したほうが安上がりになるかもw
まずは古いブーツを取り外す作業から。
ニッパーで2本のバンドを切り、カッターでブーツを切ります。
ハンドルを切った状態でやると作業しやすいです。
で、取り出したのがコレw
ズタボロです(;´Д`)
ドライブシャフトに残っているグリスをふき取ります。汚い・・・。
ふき取りにはウエスを大量に使います。キッチンペーパーやティッシュペーパーもあると便利
でしょう。ブレクリも忘れずにw
キレイになりました。(^^)
ここから新しいブーツをつけていきます。
まず、接着剤を溝に流し込みます。割とスピーディにやらないとブーツが溶け始めるので注意
してください。あふれるぐらいタップリと流し込みましょう。
溝は上向きで。
やってみた後に気づいたんだけど、ブーツをシャフトに通してからやればよかった・・・。
先に接着剤を入れるとシャフトを通すときにどうしてもこぼれちゃうんで。
シャフトに通して接合します。接合したら接合面を真上にもってきます。
できるだけ隙間のないようにチェックしてください。接着剤がはみ出てるぐらいがよいです。
秘密兵器のカイロの登場です。こいつがあるブーツとないブーツでは耐久性が違います。
一般に、分割タイプのブーツは弱いと言われていますが、このカイロを使うタイプのものは
非分割式と比べて遜色のない耐久性があります。
接着剤でブーツを溶かし、熱硬化させるので溶着後は実際に引きちぎろうとしてもビクとも
しません。
そのカイロを接合面に貼り付けます。袋から取り出すとすぐ発熱するのでサクサクっと作業
します。(100度ぐらいまで上がるので注意!)
そのまま8分以上放置します。(今回は30分ほど放置しました。)
溶着を確認して、ミッション側のグロメットをはめます。向きがあるので注意してください。
はめにくい場合はグリスを指で薄く塗っておくとスルっと入ります。
ブーツの分割部分と位置をずらしておいてください。
位置は入念にチェックしてください。
そしてバンドで固定します。これも回転方向があるので注意!
これもPITWORK製は考えられていて、バンドプーラーが不要な作りになってます。
最後にハンマーで叩くんですが、その部分がブーツの分割部分にこないようにセットしてく
ださい。
説明書の抜粋なんだけど、この図の通りにやれば終わりです。
グググ!と引っ張って折り返す従来のバンドとは違ってラクチンです♪
続いてナックル側をはめるんですが、その前にグリスを注入します。
ぶちゅ〜〜〜!っと全量を流し込んでください。
このときブーツを半分ぐらいかけておくと入れやすいですよ。
先ほどと同様、グロメットをはめてバンドで固定します。
装着後はみ出たグリスなどをキレイにふき取って完成です。
所要時間は待ち時間も含めて1時間ぐらいでした。
何気に初体験だったのはナイショ(爆)
だって後輪駆動車ばかりだからやる機会なかったんだもん。いい経験になりました(^^)